企画とは想いを現す仕事なのだ。
事象や情勢や諸々を解釈して咀嚼してアウトプットするという意味では、
そもそも訊く仕事でもある。
インプットがあってアウトプットがあるから。
聞き耳を立て、
訊く工夫をほどこし、
聴いたことの真偽?を推察検証し(だってみなさん本当のことをそのまま言うわけでもないから)、
それらをミキサーにかけ、
ゴクゴクと飲んで味を吟味しつつ、
そんでもってあらためてそれらのレシピを叙述するような仕事だろうか。
企画する仕事はとても楽しい、
考えーを売る仕事なのだ。
といいつつも考えるを委ねられるということは、
色々を預けられたと思っちゃーこれ如何に。
キャッチボールの相手のようなものでもある。
放つー受けるの応酬の果てに、
考えは熟成され形象化される。
昨日は遠方より池袋駅付近を乗り換え、
場末な(こういった感覚わりとスキです)路地に、
ふと我ながら特殊な稼業を感慨深く想った次第~あらためて。
考えを描き、
それが何らかの社会の公共の役に立つとは、
そんなに振りかぶってもナニですけど、
いいやこれ自負ではなくて、
ただヨイものを創りたい願望だけなんですかね。
まさしく媒介という意味のシャーマンであって、
触媒であるカタリストなのだ。
茫漠とした想いの結集を、
まとめて調律するシンフォニーですかしら。
暴風の熱海にてw