A just idea created.
Twitter
記事ランキング
カテゴリ
以前の記事
2015年 02月 2013年 12月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 検索
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 06月 13日
昨今のこと、
いわゆるブランディングといったクリエイティブワークがある。 企業や商品に自治体や地域などを、 ブランド化するクリエイティブ。 こう書くものの、 それはあまり的を得た表現ではない。 CI(コーポレート・アイデンティティ)や、 VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)といった、 諸般の課題をデザインとして解決し表現するシゴトはある。 これら(表現マターなシゴト)は主にアート・ディレクターや、 グラフィック・デザイナーが活躍する領域なのだ。 学生諸君らにとって CI や VI というクリエイティブは、 デザイナーの独壇場だと思われがちだけど、 そこにはプランナーという、 考え方を整理するシゴトが全体を包括牽引しているといった実際がある。 つまりはプロジェクトワークなのだ。 そんでもってこういった類(たぐい)のクリエイティブのインテグレートを、 昨今がブランディングという場合、 これまでの CI や VI とどのように異なるのかと比較すれば、 それは事業戦略の策定にどこまで深く関わるシゴトなのか?という観点にこそ、 そのあり様が明白になるものと思われる。 むろん CI や VI もだけれども、 ブランディングは事業経営に関するスキルをフォーマットに、 戦略的にして全体のビジョンを描くクリエイティブ、 といってよいかと思われる。 いや。 このような大げさなことを言いたくて書き始めたわけではなくて。 ちょうどいくつかの企業の、 クリエイティブ・ディレクターを担っている現在、 その移動の読書「エスプリ思考〜エルメス本社副社長、斎藤峰明が語る」という本を読んでいる。 現在エルメス本社の副社長はパリ三越出身の日本人氏なのだ。 エルメスは、 私にとって最上のブランドで、 むろんそれをこの身に実感しているといったセレブレティなわけではむろんなく、 あこがれのっつーかいわんや形而上にして雲上のブランドである。 しかしながらエルメスは、 その内実が語られることが少なく、 前述の書はエルメスのマインドの骨格を感じとることが可能な稀有な良書であります。 いいや、 それをほめたくて書いてるんではなくって。 なかなか核心にたどりつきませんけれども、 もうしばらく我慢してお読みいただけましたら、 トウキョウな主にはインテリア業界なみなさんは、 相応に感じ入っていただけるはずかと思われます。 盟友にして同志、 表参道のインテリアブランド佐藤岳利代表率いるワイス・ワイスが、 グリーンファニチャーというフェアウッド・プロダクトに特化して以来、 この春に佐藤卓さんのディレクションによる既にレジェンドな哲学コアなカタログを発刊し、 私めは同社マーケティング・ディレクターに就任であります(本気)。 その諸々の会議の途中に、 前述の書を引き合いに、 学ぶべきブランドのあり方ってあるかとーと議論したの。 すると岳が、 あー斎藤さんね「隊長」と仲良しの! と氏も周知のようで ナニぃ? と思いつつ話が流れて時間が過ぎた。 ちなみにここでいう「隊長」とは、 我らがインテリアデザイナー業界の崇高なる なんでしょう仙人格は水谷壮一さんを表象しております。 そんなこんな岳のコメントを聞きつつ、 まさかと思いつつ、 んでもって本日は東海地方に移動しつつな時間の中で、 読み進めた挙句にびっくりは、 本書の中盤にパリで活躍する隊長が実名で現れた(うぉー)。 あーホントだったんだ。 まさかじゃないですね。 よもや誇張をいうものでもなく。 いわんや「隊長」のクリエティブをデザイン雑誌で垣間見た学生のころ、 私にしてもそんな未来にあこがれて道を進んだことに端を発するわけで、 そんなこんなな諸々のやがてに「隊長」というリアルな人物に直面し、 やがてその人物のフランクさと奥行きに驚嘆するわけですが。 確かに書いてあった P104 に。 すごいなー水谷壮一(敬称略)。 氏が語る論はこういったメディアに書き難いネタが多く、 ただその表現の美意識の凄みでしょうか。 ジャケットの派手さw でしょうか。 いまさらながら感服いたしております。 だいぶ とっ散らかった文の本ポストですが、 どうかご容赦ください。 エルメスとブランドとパリと水谷壮一と佐藤岳利についてでした。 関わり合いというのは、つくづく有り難みですね。 全く書評の体をなしておりませんが、 ぜひにな推薦図書でございます。
by shibuya_drill
| 2013-06-13 22:38
| クリエイティビティ
|
ファン申請 |
||