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2005年 11月 28日
90年代末期に端を発した、
ドメスティックなインテリア・ブームを、 ワタシは「デザイン・シロウトの時代」と捉えている。 グラフィックやウェブ等々、 インテリアのみならず、 現在も進行中。 故に、 プロフェッショナルとは何か?を デザインというビジネスに身を置くワタシは、 考える(考えざるを得ない)。 この「デザイン・シロウトの時代」は、 ・DJ(エディッティング)な表現の顕在化 ・プレイステーションの隆盛 ・マッキントッシュの普及 ・ネットの社会化 ・不況と就職難 を起因と考える。 最も体現しているのが、 いわゆる「カフェ・カルチャー」なる現象。 そんなデザインを取り巻く状況を 追随するかのように、 アートのシロウト化が繰り広げられていた。 アートのサブカルチャー化。 ウチの奥さんの感想は「文化祭みたい・・・」。 そしてワタシは、 アートなプライドって何だろう?と、 考えさせられました。 アートに何かを期待し過ぎているワタシが、 前時代的なのでしょうか? しかしながら、 そもそも「アート・サーカス〜日常からの跳躍」との、 あまりに手垢にまみれた呑気なテーマを掲げているあたり、 どーなんですか? オキラク・ゴクラク(古)〜でしょ。 そこには「世界」が直面しているヒステリックな状況も、 いわんや「ニッポン」発な表現性をも、 微塵も感じ得なかったことに悲哀すら覚えた。 以下は公式プログラムよりの抜粋〜 --------------------------- サーカスのように非日常的で、 意外性に富み、 高揚感を醸し出すような祝祭的な空間をご満喫ください。 --------------------------- これをもって「アート・サーカス」と意図すれば、 まさにコンセプトに等身大な、 エキシビジョンではあった。 いや、 むろん個々の作品には相応な言い分もあるかとは察する。 ただワタシには、 世界のリアリティから遊離しているように、 はにかんで眼を合わせないようにしている、 と思えてならない。 体験性や体感性なる手法だけが存在し、 哲学なる核心が抜け落ちているよう。 2005を担当の総合ディレクター氏の、 歴々の作品自体はさて置いたとして。 今回のトリエンナーレ、 そのプランニングとキュレーションには、 共感し難い。 次回にて、 就任すべきであろう何方かの、 ディレクター氏にこそは、 地球的視野に立脚した「骨」を期待したい。 @横浜市山下ふ頭(山下公園隣)にて開催中! 12/18(sun)まで。 せっかくなので〜是非どうぞ。
by shibuya_drill
| 2005-11-28 11:30
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