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2006年 08月 07日
5日間のプログラムが終了した。
とは、 ムスメ(4歳)のスイミングスクール(夏期講習)のこと。 最終日が土曜に当たり見学することができた。 途中経過報告では、 プールサイドから立ったまま手放しで飛び込み、 頭頂が水没するまで潜れた〜。 でしたが、 私が行くとさにあらず。 どうも2階のギャラリーから、 ワタシに観られてることを、 察知してか、 全く腰が引けたまま。 フィナーレでカッコヨイところを見せようする気概が無い。 もっと見栄を発しろ! この性質とは逆に、 観られることへのプライドが高過ぎる従姉妹(4歳)は、 自らのダメさを自覚するあまり、 楽しみにしていた父の見学を事前に阻止したとのこと。 絶対に観に来ちゃだめだ〜と。 どちらもダメには変わりないんですけど〜(笑)。 他を観ると、 純真に繰り返し飛び込む子。 怖がって何もしない子。 やれてる風でゴマカシ上手な子〜と。 人間には実に様々な性質があるものだ。 教育とは如何にして成立するのだろうか? と、 少なからずギャランティをいただいて、 芸術大学の教壇に立つワタシは妙に考えさせられました。 むろん、 技術指導と、 表現育成とを同一に論ずることには、 いささかの疑問がありはしますが、 果たしてそうだろうか〜との想いもまたあり。 スポーツを言うそもそもの「スポート:sport」には、 スラングで博打とかキザな奴の意もあり。 体育とはパフォーマンスであり、 プレゼンテーションでもあるのかと。 今回、 体育の萌芽がマインドの問題であることが、 よく理解できた。 この年齢を集めて指導にあたるコーチ陣は、 まったくご苦労様な仕事です。 未知の「恐怖」に慣れさせ「楽しい」を「喜び」へと昇華させるのが、 プログラムであって彼らのアテンドでした。 しかも水と子どもは事故と背中合わせのため、 緊迫感の中での仕事。 ------------------------------------- ワタシたち大人の救いとは、 「どのように工夫したらワタシは飛躍するのか〜を自覚できる」点。 すなわち大人たる特性の獲得なのだ。 ただ昨今、 この大人の特性を自覚し得ない学生が多いことが、 誠に嘆かわしい。 芸術大学の場合はなおさらで、 子どもであり続けることがある種の美意識でもあるような〜。 これ全く(当時の)ワタシがそうでした。 頭髪ALL逆立ってたし・・・。 平安時代なんて平均寿命30代半ばでしょ。 大学の大人化を。 野生はそもそも、 自律=生きる なはずでしょう。 まあワタシの場合は結局甘いんですけど〜ネ。 果たして「芸術教育」は?
by shibuya_drill
| 2006-08-07 11:07
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